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5/13 Lesson スペシャリストコース アンティークの極小ビーズ のリュネビル刺繡

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5/13 レッスンの内容 今週からクラスやコースが増えてバタバタしていましたので、行き届かない点がありましたら皆様にお詫び致します。各コースごとにレッスン内容を記載します。 10月クラスでは、一人一人の方に試験の返却をしお話させて頂きました。 どの方も入学時とは見違えるほど成長され、基本的な技術や刺繡自体の美しさはクリアされていました。どちらかと言うと、時間が足りなくなってしまった方や減点によってパス出来なかったという方が多く、もう一歩でした。 時間内に仕上げるスピードに関しては数をこなして手を馴らしていく事で必ず超えられます。また試験では2個の重なり2個の重なりやビーズの抜けも減点になるだけですが、仕事としては納品出来ません。質の良い素敵な刺繡をお届け出来る様に、繰り返し手に覚えさせて確実な仕上がりを目指していきましょう。 その後、アンティークの極小ビーズ の刺繡に取り組みました。日本でもフランスでも、このビーズの穴を通る太さの針に出会った事がなかったのですが、今日初めて出会いました。手芸店で見つけ たという方がいらっしゃって早速お願いしました。そんな小さなビーズを指先で送り届ける事にも慣れてこられ、今までの積み重ねの大きさを感じました。 極小ビーズの刺繡(ドレスとして仕立てる前) 極小ビーズの刺繡をしたドレス 1月クラスでは、芸術表現として刺繡によるクリムトの絵画の表現に取りかかりました。以下の2点が本課題のポイントになります。 ●ステッチを繰り返す事で姿勢などの刺繡の基本的なフォームを身体に覚えさせスピードを上げていく。(意識しなくてもそのようになっていくように) ● 色彩やバランスなどの感性を生かして芸術的な刺繡表現を目指す。 長い歴史の中で多くの芸術家が愛の表現に取り組んできました。「愛は美である。」とも言われます。それは、様々な人々の心を溶かす暖かさであり、結びつける力でもあるでしょう。どんな時にも表現者の創造するエネルギーを強く美しいものにします。  課題 クリムトの絵画   4月クラスでは、刺繡枠への生地の張り方、基本のステッチの練習をしました。生地の地の目をしっかり通した下準備は、完成し刺繡枠から外したときの刺繡のゆがみを防ぎます。刺繡を施した洋服...

スクールのコラム12 フランスの名作「愛が運命を切り拓く」永遠のストーリー

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コラム12 今日は、不朽の名作である『美女と野獣』について少し書いてみます。ディズニーの実写映画『美女と野獣』は原作とはストーリーが違うようです。原作では、試練のもと成長するのはベルで、外見ではなく中身の大切さを学び美徳に磨きをかけていきます。一方、ディズニー版では成長するのは野獣であり、粗暴さを改め、女性を尊重して愛することを学んでいきます。ベルは自立した勇敢な女性として登場していて、現代に合わせて作られているようです。カップルや女性だけでなく男性も多く鑑賞されていました。  映画 美女と野獣 より 4Dでは、5感の全てを通じてストーリーを体感し、メッセージが心に迫って来ました。4DXは、ディズニーのエンターティメント性とは丁度相性が良いかもしれないと思いました。コンサート・演劇・ダンス・映像・舞台美術・映像技術‥‥といった総合芸術を一度に体感した様なひと時でした。父モーリスの登場シーンでは何とも言えない世界観に引き込まれます。お城の魔法の様なディナーシーンは体験型のアトラクションを見ている様でした。   2Dでは、視覚と聴覚で従来からの王道のミュージカ ル映画の素晴らしさが堪能出来ました。集中して言葉を深く味わうには2Dが良いかもしれません。2回目だったという事もあるかもしれませんが、ディズニー の言葉にかけられた魔法‥‥ その美しい煌めきが心の奥まで響いてきました。    映画 美女と野獣 より     劇中の言葉 【 心が通いはじめたころ、野獣が魔法の本のことでベルに対してかけた言葉 】 きみがいつも望んでいたことを思い出してみよう。きみの心の目でそれを見つめ、きみの心の中で感じてみよう。 Think of the one thing that you've always wanted. Now find it in your mind's eye and feel it in your heart.  亡くなった母の面影をひたすら求めて生きて来たベルに、それまでの野獣の言葉とは思えないくらい優しい言葉がかけられます。 【 ベルが病気の父を見に行く事を許し、見送った後に野獣が歌った言葉】   野獣が心震える歌声で魅せる 「Eve...

4/29 Lesson リュネビル法のオートクチュール刺繡の技術試験とシャネルのコレクションの映像

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4/29のスクールの内容 10月スタートクラスでは、半期が終了し技術試験を行いました。 半年間、色々な課題を通じて身につけて来られた技術を確認する機会です。数日前に、練習したもののクオリティを見てほしいと、記録ノートの写真を送って下さった方もいて、その1日1日の取り組みに感激しました。特にビーズのカラーをミックスさせたりして楽しんで練習されたイニシャルがかわいくて、何度も見入ってしまいました。更にキレイに仕上げるいくつかのポイントをお伝えしました。  多色ビーズでのイニシャルの練習 スクールの記録ノートに残された足跡 試験中は、2ヶ月以上前から試験の練習時間も少しずつ設けてきましたが、やはりとても緊張感が伝わって来ました。同時に皆さんが着々と針を進めていかれる姿は、レッスン開始の頃とはまるで違って、別人の様にも思えました。次回のスクールで採点したものをご返却致します。   1月スタートクラスでは、イニシャルの応用課題が仕上がって来ました。少しスパンコールなども添えられて、とっても表情豊かな素敵な仕上がりになりました!華やかな蝶によってイニシャルの Tがより優しい印象になりました。裏方でしっかりと着実に、素敵なものを創り上げる仕事をされる、Tさんらしい作品のように感じました。   イニシャルの応用課題 サテンステッチによるスズラン かなり拡大していますが、このスズランの細部のステッチは↑、本当に小さくて細かな仕事で大変でした。手先の糸の引き加減に気を配りながら見事に花びら先まで表現され、優しいステッチとシルク糸の光沢や暖かみが、生き生きとした空気を感じさせてくれます。     スパンコールやバックのツイードも華やかさを添えています イエローも新鮮ですね! 1時間程度で終了し、今日はその後にシャネルのコレクションモデルを手がける人々の映像(仏TV番組の録画)を見ました。中でもフランスの刺しゅう職人さんの所を中心に。通訳と言える程ではありませんが、かいつまんで日本語に訳してお伝えしました。ブロイダーと呼ばれる職人さんの見事な手仕事から、様々な美しい刺しゅうのドレスやジャケット、スカートが生み出されていく様子が印象的でした。映像をお持ち下さった方に感謝致します! 今週も刺繡のひと時...

スクールのコラム11  金糸刺しゅう(リュネビル刺繡)のリングピロー

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コラム11 以前のレッスンの際に、リングピローを作りたいというご相談を下さった方が、素敵なピローを完成されました。ドナルドとデイジーを上品なパール系ゴールドの金糸で刺繡。細やかなラインの表現を正確に描く事が出来るリュネビル法の刺繡が生き、サテンの生地の上で優しくキラキラと輝きます。  柔らかなサテンへの刺繡は糸引け(針が生地に引っかかって繊維が引っ張られ、筋のようなラインが出来てしまう事)や縮みに注意し、糸の引き加減は緩めにして丁寧に刺していく必要があります。そうした所も見事にクリアされ、生地にダメージを与える事なく美しいラインが描かれています。    プリザーブドフラワーの花園につつまれたドナルドとデイジーが、パールを手に取り合う姿と溶け合ってとっても愛らしいピロー。プレゼントするご友人のイメージで素材や形を選び、形にされました。喜ばれる姿が浮かぶようで、見せていただいただけでも幸せな気持ちになります。心のこもった素敵なプレゼントを形にして下さりありがとうございました。    ゴールドのケースにあふれる様に。   プレゼントも輝いていましたが、誰かのために黙々と作る姿にも何とも言えない美しさを感じさせていただきました。 この世界にまたひとつ‥‥ 自分の記憶の中にもひとつ‥‥ 素敵なものが増えて、そんな奇跡に感謝します。✨ *掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。* Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.  

4/22 Lesson 計算してパターンに配列する刺繡と柔らかなニュアンスや遊び心のある刺繡

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4/22のスクールの内容 10月スタートクラスでは、ビーズ・スパンコールの課題や応用課題を進めました。 ビーズの刺繡では今回は刺しゅう部分の寸法(曲線の長さ)を計って1センチに何個のビーズを入れるか、大きいパーツを何個目で入れるかをあらかじめ計算し、その通りに刺していきます。  しかしやり方は一つではなく、もっと感覚的に仕上げたり、ビーズの間隔をランダムにしたい場合は、計算せずに刺していきます。大きなビーズ部分は飛ばしてステッチのみをして空けておき、最後に大きなパーツだけを針と糸で止め付けるというやり方もあります。前者は、最初に計算して大きいパーツも配列しておきますので、きっちりした雰囲気に仕上がります。 ビーズやスパンコールの個数や配置を記した図面と、刺繡したもの 後者は、柔らかなニュアンスや遊び心のあるものになるでしょう。パーツの大きさが色々あったり、不揃いな感じにしていく際に生きる方法でしょう。イメージするものに適した方法を選択していく事で、より豊かな表現やニュアンスを醸し出す事が出来ます。 今日、刺しゅうされていた方のものは、とても安定感のある美しい仕上がりになってきていました。ステッチ刺しゅうに数ヶ月間、集中して来た成果が出ているように思います。  あらかじめ計算し、その通りに刺しているもの 応用課題の方は完成に向けて全体感を見ながら、一部のカラー をビーズ刺しゅうを加えて調整される事になりました。ぎっしり敷き詰められたピンクのステッチはまるで生地のようにも見えます。生地であれば縦糸と横井と の交差になりますが、刺しゅうであるからこそ流れる様な糸の曲線美が見られます。完成が楽しみですね。  ぎっしり敷き詰められたピンクのステッチ 試験が来週に迫りましたので最後の練習を致しました。ビーズの刺しゅうを25分くらいで糸始末まで完了された方もいました。試験の際には、シャペスパンのコットン糸を使用します。こちらでご準備しますので、当日は刺しゅう枠とオレンジのオーガンジーをお持ち下さい。オーガンジーがない方はお声がけ下さい。    この機会を通じて、一つの目標をクリアしていく事で確かな自信をつけ、その技術と鮮やか...

スクールのコラム10  パリのオートクチュールのメゾンとLegeron(レジュロン)

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コラム10 今週のレッスンでは、先週のレッスンでリングピローを作りたいというご相談を下さった方が、それに使う材料のプリザーブドフラワーを買って来られました。小さな花弁のピュアな花々を見ると本当に愛らしく、そこに彼女の刺しゅうを添えると思うと、ずっと飾っておきたくなる様な素敵なピローになりそうな予感がしました。  そしてその後の体験スクールの際に、ご自分で作られた紫陽花のような素敵なお花(コサージュ)を見せて下さった方がいらっしゃいました。花びらのクルンとした花弁からグラデーションのカラー染色をし、立体的に形作られていてとても印象に残りました。    そんな花達との出会いに恵まれて、思い浮かぶのが、 Legeron(レジュロン)というパリで一番古い造花の老舗です。ここは創業1727年。現在の社長ブルーノ・レジュロンが4代目に当たります。オペラ 座に近いプチシャン通り20番地にある工房の、古い木製の扉を押すと、染料と湿り気を帯びた絹布の匂いがします。アトリエは秘密のアジトのようにワクワクする空間です。  造花のモチーフ(花弁) Legeron(レジュロン)というパリで一番古い造花の老舗 パリのオートクチュールのメゾンのほとんどがLegeron(レジュロン)のお得意様であるとも言われています。 「パリコレでも特に世界最高レベルを競うオートクチュールだから、ショーの当日まで持ち込まれている生地も造化のデザインも秘密。工房が緊張の頂点に達するのもその時期である。」(吉村葉子著:パリの職人)と記されるように、一見静かなLegeron(レジュロン)の工房は、クリエイティビティが生き生きと輝いて「流行」の瞬間を窺って、今にも溢れ出していきそうな気配がします。  まだ学生の頃、「こんな花を探しています!」と言うと、「本当は仕事の人しか入れないんだけど‥‥」と地下のアトリエに案内して下さいました。壁面一杯のコサージュの引き出し‥‥ ワクワクする様なアトリエの現場。「うわあっっ!! キレイ!」とその光景に釘付けになっていると「何かあったら呼んで。」とマダムが放っておいてくれたので、時間が過ぎるのも忘れて、引き出しを次々開いては感激の連続でした。触れる事...

4/15 Lesson リュネビル法のスパンコールやビーズの刺繡の完成度を高めるポイント

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4/15のスクールの内容 10月スタートクラスでは、ビーズ・スパンコールの課題、自由課題を進めました。 スパンコールやビーズの刺繡に慣れた方も増えてきました。 そこで更に完成度を高めるポイントをお伝えしました。 ●一つ一つのビーズサイズに合わせたステッチ幅の取り方 ●角などの図案に合わせ、パーツ数の調整をする事 ●慣れて来たら糸を引く力を加減していく事  愛らしい仕上がりになりました 円形のスパンコール刺繡は最後の方の針の刺し方に 少しテクニックが入ります 特に3点目の糸の引き加減 によって、スパンコールの安定感が変わります。これは刺繡枠から生地を外した時の生地の縮みだけでなく、以外に感じるかもしれませんが、力を緩めた方が パーツの配列自体も整ってきます。これは直に見ながらご説明した方が分りやすいと思いますので、聞きたい方はお声がけ下さい。  小さなリボンの輪郭に沿ってビーズが見事に埋められました 応用課題を進めている方の作品も着々と形になってきました。ステッチ刺繡や金糸刺繡、スパンコール・ビーズなど様々な表現がミックスされた素敵な作品に仕上がりつつあります。またこれから応用課題に入る方のアイデアにもワクワクさせられました。 そして、試験に向けてビーズ刺繡のテスト(模擬練習)をしました。今日の注意点として、交差するラインのビーズの配列方法をお伝えしてからやってみた所、交差の角度に合った美しい配列をされました。(交差の角度に合わせて開ける間隔を変える必要があります)カーブのビーズの間隔のバランスもいい感じになってきて回数をこなすごとに、着実に美しくなってきています。達成感も感じられたのではないでしょうか?  あとはスピードですが、これ は練習を重ねれば重ねる程、早くなっていきますので30分、紙を外す事を考えると25分くらいを目指して頂くと良いでしょう。気が張ったり緊張する事もあるかもしれませんが、毎回の模擬テストだけでも格段に皆さんの技能や手仕事のスピードや質が向上していますので、必ずプラスに生きていくでしょう。 交差するポイントの参考作品 1月スタートクラスでは、イニシャルのデザイン課題に入りました。素材の組み合わせのご相談いただき、あれこれと合わせてみまし...