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1月, 2018の投稿を表示しています

1/27のレッスンの内容 オートクチュールコース

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1/27のレッスンの内容 オートクチュールコース  オートクチュールコースでは、コルセットのドレスのドレーピング・仕立てを進めました。  4月クラスの方々はドレスが完成に近づいてきました。先週に続き仕上げのデザインに取り組まれました。完成度を決める重要な工程ですが、形になってきた喜びも相まってワクワクしながら進めました。体型を引き立てるカラー・素材・シルエット・袖付けが出来、ナチュラルに美しい、素敵なものになってきました。仕立てもやり直しながら細やかに仕上げられ、シンプルでありながら袖を通す人が光っている、そんなドレスになってきたのではないかと思います。  それぞれの方々が、それぞれのドレスにあった仕上げをされ、同じコルセットの土台を使用しながらも、全く違ったものが生まれつつあります。改めてオートクチュールならではの良さ、きめ細やかな味わい、丹念に時をかける豊かさを感じさせていただきました。 今日も素敵なクリエーションをありがとうございます。 次回のスクールもこちらで15:30からとなります。 *掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。* Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.

1/27のレッスンの内容 スペシャリストコース

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1/27のレッスンの内容 スペシャリストコース スペシャリストコースでは1月クラスと7月クラスの試験をいたしました。今回の試験を受けられた方々は終了時間5分前には出来上がっていらっしゃいました。多くの方々が、初めは一時間程かかったものが30分以内になって行かれますが、その中でも、目覚ましい成長ぶりを感じさせていただきました。試験前は緊張とストレスも出てくるかもしれませんが、それを超えて変わって行かれる姿を目の当たりにすると、やって良かったとつくづく思います。美しい仕上がりや精度だけでなくスピードも出てくると、普段の刺繍にも余裕が持てますし、様々な観点から作り上げる段階で配慮していくことができます。 エリューのアトリエで作られたスパンコール刺しゅうのモチーフ 4月クラスの方々は、応用課題の制作に取り組まれました。素敵な花輪のデザインに決められ、素材やカラーのイメージを深められました。どんなものが出来上がっていくか、本当に楽しみです。できるだけリアルにイメージを深める事で、イメージやシルエットだけでなく仕事の手順や段取りまで、良い仕事になっていくように感じます。これまでに身につけた技術力や表現力が生きた、集大成の作品になっていく事でしょう。 皆さんの毎日が刺繍を通じて豊かなものになることを願っています。 *掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。* Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.

1/20のレッスンの内容 オートクチュールコース

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オートクチュールコースでは、コルセットのドレスのドレーピング・仕立てを進めました。 4月クラスの方々はドレスが完成に近づいてきました。先週はアイロンのプレス処理の仕方とコツをご説明しました。プレスの仕方が良くないと美しい仕立ても損なわれてしまうこともありますし、一方では、仕立てがイマイチでもプレスのテクニックによって見違えるような仕上がりに変わることがあります。完成度を決める重要な工程と言えるでしょう。 スカート部分は左右不対象でアシンメトリーに スカートの裾部分はさらに動きのあるフレアーに仕上がっていきます 袖付けの確認 綺麗な立体に 今回は仕立ての最後の試着確認をし、それぞれに仕上げに入っていきました。完成が見えてきてイメージどうり、あるいはイメージ以上になってくると、より手も動きます。何かがもう一歩だという時は、ままだまだ超えられる何かがあります。しかしその苦しいような葛藤を乗り越えて、これだ!というところまで行き着くと、本当に洗練されたものになっていきます。苦しみ抜いたあこや貝のように、麗しいパールのしなやかな輝きが現れます。 作り手の極限を超えた至福の時。またひとつ、一点もののドレスに何とも言えないオーラが生まれます。 突き詰めれば本当に終わりのない道ですが、無限の可能性が秘められた極地でもあるでしょう。そんなドール(人形)のウェディングドレスの時にも感じた最後の“戦い”を感じている方もいらっしゃるかもしれません。行き詰まってしまった時はいつでもお声がけください。必ずそのドレスにしかない素敵なクライマックスが待っているので、大丈夫です。 今回は7月クラスもドレスのドレーピングに入りました。コルセットを着用いただくと!!驚きの細さに!もともと細身の方ですが、コルセットのフィット感に思わず釘付けになってしまいました。上半身のドレーピングを進めました。きりびつけこれから形になっていくのが本当に楽しみです。 しっかりフィット コルセットはまだ閉められそうです 今回は長時間のフィッティングで貧血気味になってしまわれた方がいらっしゃり、少し休まれました。今日は体調がすぐれなかったとのことですが、コルセットは着物の帯のように締め付けがあるので、気分がすぐれ

1/20のレッスンの内容 スペシャリストコース

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スペシャリストコースでは1月末の試験に向けての練習を進めました。 1月クラスでは花びらのスパンコール刺繡が試験課題となります。その為に先週の練習ではラインの描き方をご説明しました。伸縮性のある薄手のチュール素材の目の粗い穴をつたいながらも、滑らかなラインを描く方法です。レッスン終了時には刺繡のラインがぐっと美しいラインに変わっていきました。 今週は位置を調整しながらはめ込む最後の刺繡の仕方についてご説明しました。ほんの数ミリの位置の違いでも変わってきます。その他のポイントについても確認させて頂きました。先月12月末の試験で、10月クラスの方も合格されましたので、続いて皆様がクリアしていかれる事を願っています。 4月クラスの方々は、ドレスに使用するチュール素材へのビーズ刺繡が完成しました。伸縮性のある柔らかいチュールへの刺繡は、糸調子を緩めて生地の伸縮に合った刺繡をしなければならず難易度がありますが、繰り返すうちに程よい糸調子が安定したものになってきました。次はいよいよ最後の応用課題になります。 7月クラスは前期の試験に向けて模擬試験をしました。積み重ねて来た練習の成果が出てきて、スピードも早ま全体の完成度も高まっています。更に細部の仕上げやポイントを確認し、来週の試験に備えました。初めて刺繡の針を持った時に比べると、本当に成長ぶりに驚きすら感じます。是非、身につけた技術力や表現力を発揮され、そのスキルを自信にして頂けたらと思います。 そして今日は受講生の方から素敵な差し入れをいただきました。広島でお菓子屋さんをされているご実家のスイーツのカラダにやさしい “六代目カステラ”。 (無添加でこだわりある一品)しっとり、もっちりしていて、ほのかに生地に染み込んだシロップが、なんとも言えないすっきりとしたピュアな甘みをもたらし、口の中から幸せな気持ちにさせられ…。”ほっぺが落ちる”とはこの事ですね。心から満たされてみんなで少しまったりしたひと時を過ごしました。  創業明治12年、伝統の製法を守りながら現代風にアレンジされた 6代目カステラ Photo: パティスリーパンセ webより スイーツという一つの作品を味わったような気もします。本当にありがとうございました。遠くからでも注文し送っていただけるのは嬉しいですね。

スクールの移転について

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1月からスクールレッスン会場を代官山•中目黒付近に移転しました。 この界隈に決めた理由の一つは、スクールへの行き帰りにも、良い物を見て感性を豊かに、洗練させていってもらえたらという事からです。 もともと住宅街として発展してきたこのエリアは、新宿や渋谷と異なり商業施設は少なく、様々なブランドの旗艦店やこじんまりとした路面店など、オーナーの哲学が感じられる店が多いという特徴もあります。 ここに並ぶ店先のウインドー、街ゆく人々の姿や興味関心を感じながら、人々や時代の流れ、ニーズを感じ取って頂けたらと思います。洗練された豊かな感性は生み出すものの価値を高めるので、デザイナーコースはもちろんスペシャリストコースやオートクチュールのコースにもプラスのエッセンスをもたらすでしょう。 ウィンドーは各ブランドのメッセージが込められたプレゼンの場でもあります。フランス人の友人も、ハイブランドのショーウィンドーを手がけています。彼らのプロデュースチームはパリやニューヨークといった主要都市の店舗を行き来して、ウィンドーのアートディレクションを専門にしています。その視点はとても自由で、過去・現在・未来を行き来しながら、あらゆる分野への興味や好奇心を含ませた、既成概念に囚われない遊び心一杯の表現。それは“今”というこの時をときめかせワクワクさせてくれるサプライズ。そうした各ショップのメッセージを表現者の側の視点からのぞいてみるのも面白いかもしれません。何を魅せよう、伝えようとしているか‥‥。 また一方では、美しいものやその作り手の感性に触れながら心を耕すことも出来るでしょう。本当は数えきれない奇跡的な黄金律で敷き詰められているこの世界を取り巻く美しいもの‥‥草木や澄んだ空気、暖かい光などの、当たり前に存在する物の中にも、一瞬一瞬、美を感じられる様な感性の柔らかさも育めるかもしれません。一日がよりキラキラしてあたたかく深みのあるものになり、人生も高まっていくことでしょう。   近年、どの分野においても感性が求められる様になり、一つの武器となる今。更に研ぎ澄ませてささやかながら“世界を彩る側のプレゼンター”になっていけたら素敵ですね。スクールの行き来の中で、そ

HAPPY NEW YEAR

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HAPPY NEW YEAR  2018 あけましておめでとうございます。 昨年は一年間本当にお疲れ様でした。 それぞれのみなさんが、 個性ある素敵な作品を手がけられ、 その一つ一つとの出会いに たくさんの喜びと感動をいただきました。 2018年もみなさんのクリエイティビティが 生き生きと輝いていくことを心から願っています。 どうぞよろしくお願い致します。 エリュークリエイティブスクール *掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします*  Copyright 2018株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.