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2月, 2018の投稿を表示しています
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2/17のレッスンの内容  今回は全コースの皆様にご協力いただき、コドレスとスクールのレッスンの様子の撮影を行いました。皆様のご協力により、過ぎてみるとあっという間でしたが、一瞬一瞬心に残る美しい時間が刻まれた様にも感じます。その後2日は写真のみの撮影でしたが、本当に多くの皆様のお力添えに感謝致します。17日は動画中心でしたので一部の記録してくださった方の写真になりますが添付します。(全体記録を取れば良かったです。><素敵なシーンが一杯ありました。 ) デザイナーコースのプレゼンテーションは、他コースの皆様にも向けたプレゼンということで、皆さんの視点に立って考えてみたり、テーマから全て準備し直された方、企画書に手を加えたり、何度も練習したり、説明の仕方を工夫されたり、本当に沢山のなエネルギーが注がれました。緊張もあったことと思いますが、一人一人、自分なりに伝えたいことを精一杯表現されました。 スペシャリストコースではそれぞれの課題を進めていかれました。刺繍は本当に細やかで緻密な作業の連続で、その刺繍のひと針ひと針に、心があらわれます。カメラの前でいつも通りの仕事をすることは大変だったかもしれませんが、緊張の中でも一生懸命に取り組まれる皆さんの姿が印象的でした。 オートクチュールコースではそれぞれのドレスの制作を進められました。完成が近いて仕上げの手縫いをされる方が多かったですが、丹念に縫い上げていく作業は全体のインプレッションを高めるオートクチュールならではの重要な工程でもあります。これまでの過程が美しく結晶され、洗練された完成品になっていきます。 ドレスの着用モデルをしてくださった皆様、ありがとうございました。一斉に皆の視線が集まっている中、少しても緊張を解く何かができたら良かったと思いました。そんな中、引き受けてくださり、心から感謝致します。1着1着、これまでに携わった作り手の方々の全てが詰まっているドレス。 布のドレス自体も生きている様に思えるほど、どの方も素敵でした。 撮影されたのは、多くのレッスンのほんの一部ではありますが、それぞれのコースの特徴が詰まったものになっているのではないかと思います。 という言葉がありますが、改めて、皆さんの企画していく事や、作品を創り上げていく事を

2/3のレッスンの内容 デザイナーコース

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2/3 のレッスンの内容 デザイナーコース 新たなデザイナーコースでは、イデア Idea についていくつかの実践的なワークをしながら進めました。 「イデア」という語 、古代 ギリシャ語 動詞「 idein 」 ( 見る ) に由来します。 そのプラトンやソクラテスの思想哲学にも触れていきました。ソクラテスによれば、 イデアは知のめざすべき時空を超えた・非物体的な・永遠 実在・真実在である。イデア抜きにして 確実な知というものはありえない。とされいています。非物体的な・永遠 実在とは目に見える世界を超えた霊的な極地。そうした霊的なイデアの世界に 、ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラファエロといったルネッサンスの美を司る芸術家達も触れ、あるいは表現しようとされてきました。 ミケランジェロの言葉に 
 I live and love in God’s peculiar light. 私は神の特別な光のなかで生き、そして愛す。 
 I saw the angel in the marble and carved until I set him free. 私は大理石の中に天使を見た。そして天使を自由にするために彫ったのだ。というものがあります。 一つの創作から自身の人生そのものが、神のイデア・発想を体現しようとされていたようにも感じられます。 過去を見ればその人が何者かがわかる。また未来を予知させる資質はその人 「 発想 」にあると言われますが、常に私たちを取り巻くめまぐるしく変わりゆく世界。それがどんな状況にあろうとも、未来を明るく切り開く発想を持ち続けていきたいものです。 創造は自由の中で開花し成長しますが、黄金律やバランスなど 宇宙の法則、心の法則などの普遍的な真理や愛が、人類の努力によって洗練され研ぎ澄まされるほど、この世界、大宇宙を創造した「 神 」 のイデア・発想に近づいていくのかもしれません。 そしてより優れた神がかった商品・神がかった表現・神がかった記録 ( スポーツ ) ・神がかった芸術、また神がかった人生が生み出されていくことでしょう。 互いにかけがえのない個性を刺激しあいながら、新たなイデア Idea 、発想によって、多くの人々に感動を届けたい!あるいは誰かの心を

2/3のレッスンの内容 オートクチュールコース

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2/3のレッスンの内容 オートクチュールコース オートクチュールコースでは、引き続きコルセットのドレスのドレーピング・仕立てを進め、新たな受講生の方は基本の手縫いをしていきました。 今回は仕立ての仕上げ工程を再度ご説明し、確認していきました。特にコルセットの後ろのレースアップ部分はウェストを紐で締め10センチ近くシェイプされ引き締められる部分です。従っててこのレースアップの端の始末は、力がかかってくる部分なので、全ての重なり合う生地をすくってしっつかりと縫いこんでいく必要があります。また、ヒップのギャザーリングのあきのところも、紐をしっかりと縫いこんでおきましょう。内部構造もしっかりとしたものになり、その丁寧で緻密な仕事は全体の雰囲気も一段と洗練されたものにしていくでしょう。 一枚一枚手縫いで形作られたリーフ ドレス:Elieux 納得いくまで縫い直しをされている方や、丁寧にひと針ひとはり進める方、また生地や制作中のドレスを大切に包んで持ち運びされている方々の姿に、パリのクチュリエ達の姿を思い出しました。どんなにベテランの経験者でも、デザインを手にし作り始める時、あるいは生地と出会い触れていく時、何とも言えない真っさらな謙虚さで向き合われていました。いつものように慣れた手つきや熟練された仕事をしながらも、そのものに対する細やかな配慮や、探究心はいつもフレッシュでパッショナブルです。接着芯一枚も、何種類も試してみて最良のものを選ぶ。その生地ならではの生地の落ち感や質感を肌で感じ、まるで一体になって美しいパフォーマンスを繰り広げるかのように、新たなものが生み出されていきます。この世界に人の数の何倍も存在するであろう様々な素材の中で、一枚の生地との運命的な出会いから、人々を魅了し心も体も包み込むような素敵なものが生まれていく。そんなクリエーションの醍醐味も感じさせていただきました。 今日も素敵なクリエーションをありがとうございます。 次回のスクールもこちらで15:30からとなります。   *掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。* Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.