1/20のレッスンの内容 スペシャリストコース

スペシャリストコースでは1月末の試験に向けての練習を進めました。

1月クラスでは花びらのスパンコール刺繡が試験課題となります。その為に先週の練習ではラインの描き方をご説明しました。伸縮性のある薄手のチュール素材の目の粗い穴をつたいながらも、滑らかなラインを描く方法です。レッスン終了時には刺繡のラインがぐっと美しいラインに変わっていきました。

今週は位置を調整しながらはめ込む最後の刺繡の仕方についてご説明しました。ほんの数ミリの位置の違いでも変わってきます。その他のポイントについても確認させて頂きました。先月12月末の試験で、10月クラスの方も合格されましたので、続いて皆様がクリアしていかれる事を願っています。



4月クラスの方々は、ドレスに使用するチュール素材へのビーズ刺繡が完成しました。伸縮性のある柔らかいチュールへの刺繡は、糸調子を緩めて生地の伸縮に合った刺繡をしなければならず難易度がありますが、繰り返すうちに程よい糸調子が安定したものになってきました。次はいよいよ最後の応用課題になります。



7月クラスは前期の試験に向けて模擬試験をしました。積み重ねて来た練習の成果が出てきて、スピードも早ま全体の完成度も高まっています。更に細部の仕上げやポイントを確認し、来週の試験に備えました。初めて刺繡の針を持った時に比べると、本当に成長ぶりに驚きすら感じます。是非、身につけた技術力や表現力を発揮され、そのスキルを自信にして頂けたらと思います。





そして今日は受講生の方から素敵な差し入れをいただきました。広島でお菓子屋さんをされているご実家のスイーツのカラダにやさしい “六代目カステラ”。 (無添加でこだわりある一品)しっとり、もっちりしていて、ほのかに生地に染み込んだシロップが、なんとも言えないすっきりとしたピュアな甘みをもたらし、口の中から幸せな気持ちにさせられ…。”ほっぺが落ちる”とはこの事ですね。心から満たされてみんなで少しまったりしたひと時を過ごしました。 



創業明治12年、伝統の製法を守りながら現代風にアレンジされた
6代目カステラ

Photo: パティスリーパンセ webより

スイーツという一つの作品を味わったような気もします。本当にありがとうございました。遠くからでも注文し送っていただけるのは嬉しいですね。http://www.patisserie-pance.jp


皆さんの毎日が刺繍を通じて豊かなものになることを願っています。








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