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12/9のレッスンの内容 オートクチュールコース

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12/9のレッスンの内容 オートクチュールコース オートクチュールコースでは、コルセットのドレスのドレーピング・仕立てを進めました。 今回はベロアのタイトドレスのドレーピングをしていきました。スカート部分のウエスト上の位置に切り替えラインのある、スンプルなドレスです。座った時などの体の動きに合わせて必要なるゆるみ分を入れながらも、細身でスレンダーに見えるドレスのフォームを作っていきました。 生地幅の関係から先にスカート部分のドレーピングを開始 トップのドレーピング 上半身の襟元には肩にかかる別布ショルダーのデザイン。今回は変わりにマフラーを巻いてみてバランスをチェックしました。ラインが決まるとその後、糸による印付けをしていきました。 デザインイメージに合わせてバランスをチェック レースと漆黒のブラックが上品な存在感をもたらし、鎖骨やデコルテのラインを美しく魅せるものに。細身の特徴を生かし、更に体型カバーやアレンジが出来るので、更に細部の仕立てを突き詰めていく形に。その人が着る事で生きる様なそんなドレスになりつつあります。 今日も素敵なクリエーションをありがとうございます。 次回のスクールも西麻布の講習室で15:30からとなります。 *掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。* Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.

12/9のレッスンの内容 スペシャリストコース

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12/9のレッスンの内容 スペシャリストコース スペシャリストコースの4月クラスでは、応用課題が終了しました。ミッドナイトブルーのベルベットと黒のビーズの素敵な花のブローチも写真に収められませんでしたのでまたご紹介します。  そしていよいよドレスの刺繡課題制作に入り、練習をへて本番に入りました。ステッチの糸調子が安定してきましたので、この調子で進めて頂けたらと思います。細やかなビーズの流れる様な曲線美を描く刺繡をして、ドレスのパーツとします。やや手の力を緩めて一つ一つステッチを進めるたびにドレスのイメージに合った柔らかな表現をしていきます。全体をイメージしながら細部に手をかけていくとき、全てが生き生きと調和し一瞬で見る人をハッとさせる様なインプレッション(印象)を与えるものになっていきます。アールヌーボーの曲線の様な、あるいは宇宙の様な、ノスタルジーと未来を行き来する様なイメージ。心を自由にして イノセント(無垢)な感性で刺していって頂けたら幸いです。  7月クラスでは、絵画の刺繡課題が完成しました。これまで何度も刺繡を重ねて色を出し続け、バランスを取り‥‥本当に何度も挑戦され、本当に味わいのある素敵な作品になりました。そこに生まれた愛らしさが何とも言えません。もうここからは写真でお伝え致します。  なんども重ねた色合いの刺繡(ミュシャの絵画より) 限られた色数の糸の中で顔の立体感や花の表現の細やかさを表現 金糸の百合の雄しべ、雌しべも繊細な仕上がり 刺繡ならではのステッチの味が感じられます しっかり刺繍で埋め尽くされ絵画として完成 お疲れ様でした!今週も本当に心に残る素敵なクリエーションをありがとうございました。 次回のスクールも前回と同じ西麻布の講習室で13hからとなります。 *掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。* Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.

12/3のレッスンの内容 オートクチュールコース

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12/3のレッスンの内容 オートクチュールコース オートクチュールコースでは、先週に引き続き実物大のコルセットのドレスのドレーピング・仕立てを進めました。 前回はシルクオーガンジーのドレスの袖付けの確認をし襟元などを確認し、トップ全体のドレーピングを完成させました。あとはウェストから下のスカート部分のドレープやフリルを仕上げていきます。ここが更に柔らかく重なり合って流れていくイメージで仕上がっていくのも楽しみです。 今回はチュールとレースのドレスのドレーピングをしていきました。まずは本縫いして合わせたチュールの土台を確認しました。 ドレスにウエスト下の位置までレースを重ね、裾部分にスカラップを使用しました。ウェストに向かうバストダーツを入れるかどうか試しながら検討し、最終的には柄を優先して斜め上に向かったバストダーツで引き上げる様な形にし無くす事になりました。アイロンのプレス処理でレースを伸ばしたり追い込んだり(縮めるようにして)しながら、デフォーム(変形)し、体に沿う様に仕上げていきます。それをふまえたラインで、糸による印付けをしていきました。 レースとゴールドパーツが魅力的な存在感をもたらし、色合いもご本人に似合ってマッチしていました。デコルテ(胸元のライン)のカッティングは、ドレーピングしながらレースを切りっぱなしで使用する方がモチーフが生きるということで、そうする事にしました。 こうした個人の体型やイメージにあわせ素材を生かしていけるのも、一点ものの仕立てならではでしょう。そして仕上げの仕立てやプレスでそれが完成されたものになっていきます。宝物の様な素敵なドレスになりつつあります。 今日も素敵なクリエーションをありがとうございます。 次回のスクールも西麻布の講習室で15:30からとなります。 *掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。* Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.

12/3のレッスンの内容 スペシャリストコース

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12/3のレッスンの内容 スペシャリストコース スペシャリストコースの4月クラスでは、先週バラのモチーフが完成されていました。中心部分はリボンで立体的に。周囲はビーズ刺繍にされ、前に広がる花びらはモチーフを上に重ね合わせて立体的に。素敵なブローチが完成しました。 ビーズ刺繍パーツとリボンを重ね合わせたブローチ セーターにビーズ刺繡をされた応用課題も完成しました。素材のコントラストが柔らかく溶け合ってオリジナルなものになりました。数時間でかなり進められ、あっという間の完成でした。添えられた小さなパーツもマッチしていて可愛らしいく仕上がりました。 製品への刺繍 1月クラスでは引き続き応用課題を進めました。パーツの裏処理のし方をご説明しました。最初に3種類の試しの芯を張って、素材のチュールとその仕上がりの雰囲気に最も適した芯を選びました。その後芯をはさんでアイロンの熱を加え、折り込んでいきます。今回はゴールドの表面のパーツとブラックの裏面のパーツをそれぞれに仕上げて縫い合わせます。ゴールドの竹ビーズの刺繡は折れ返ってカーブする仕上がりのフォームに合わせて㎜単位で間隔を調整し、仕上げています。中央のクリスタルパーツがキラキラしてとても美しい刺繡が出来てきました。立体的にカタチにし他のパーツと仕上げていきますがとても完成が楽しみですね。 表面:土台のチュールにパーツを刺繍 表面:片側の土台のチュールを芯をはさんで折り込んだもの 裏面:片側の土台のチュールを芯をはさんで折り込んだもの 7月クラスでは、絵画の刺繡課題を進めました。形になってきた方は、バランスを見ながら仕上げの調整に入りました。この仕上げのバランスが、最終的な全体感を決めます。ご自宅のライトの下で見て、スクールで自然光で見て、更に配色を調整され、とても洗練されたものになってきています。また花の部分を刺繡している方のものも、奇麗に形になってきています。 その他にこんな作品に取り組まれている方もいらっしゃいます。愛らしくてとっても素敵ですね。裏面にキラキラしたピンクのスパンコールが輝いています。こちらも完成が楽しみです。 今日も素敵なクリエーションをありがとうございます。 次回のスクールも前回と...