12/9のレッスンの内容 スペシャリストコース

12/9のレッスンの内容 スペシャリストコース

スペシャリストコースの4月クラスでは、応用課題が終了しました。ミッドナイトブルーのベルベットと黒のビーズの素敵な花のブローチも写真に収められませんでしたのでまたご紹介します。 



そしていよいよドレスの刺繡課題制作に入り、練習をへて本番に入りました。ステッチの糸調子が安定してきましたので、この調子で進めて頂けたらと思います。細やかなビーズの流れる様な曲線美を描く刺繡をして、ドレスのパーツとします。やや手の力を緩めて一つ一つステッチを進めるたびにドレスのイメージに合った柔らかな表現をしていきます。全体をイメージしながら細部に手をかけていくとき、全てが生き生きと調和し一瞬で見る人をハッとさせる様なインプレッション(印象)を与えるものになっていきます。アールヌーボーの曲線の様な、あるいは宇宙の様な、ノスタルジーと未来を行き来する様なイメージ。心を自由にして
イノセント(無垢)な感性で刺していって頂けたら幸いです。 



7月クラスでは、絵画の刺繡課題が完成しました。これまで何度も刺繡を重ねて色を出し続け、バランスを取り‥‥本当に何度も挑戦され、本当に味わいのある素敵な作品になりました。そこに生まれた愛らしさが何とも言えません。もうここからは写真でお伝え致します。 

なんども重ねた色合いの刺繡(ミュシャの絵画より)
限られた色数の糸の中で顔の立体感や花の表現の細やかさを表現
金糸の百合の雄しべ、雌しべも繊細な仕上がり
刺繡ならではのステッチの味が感じられます
しっかり刺繍で埋め尽くされ絵画として完成




お疲れ様でした!今週も本当に心に残る素敵なクリエーションをありがとうございました。
次回のスクールも前回と同じ西麻布の講習室で13hからとなります。




*掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。*

Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.


















このブログの人気の投稿

5/20 Lesson オートクチュールコース 「地直し」をした生地を使用し、手縫いの基礎練習

スクールのコラム10  パリのオートクチュールのメゾンとLegeron(レジュロン)

3/17のレッスンの内容 オートクチュールコース