12/3のレッスンの内容 オートクチュールコース

12/3のレッスンの内容 オートクチュールコース

オートクチュールコースでは、先週に引き続き実物大のコルセットのドレスのドレーピング・仕立てを進めました。

前回はシルクオーガンジーのドレスの袖付けの確認をし襟元などを確認し、トップ全体のドレーピングを完成させました。あとはウェストから下のスカート部分のドレープやフリルを仕上げていきます。ここが更に柔らかく重なり合って流れていくイメージで仕上がっていくのも楽しみです。









今回はチュールとレースのドレスのドレーピングをしていきました。まずは本縫いして合わせたチュールの土台を確認しました。





ドレスにウエスト下の位置までレースを重ね、裾部分にスカラップを使用しました。ウェストに向かうバストダーツを入れるかどうか試しながら検討し、最終的には柄を優先して斜め上に向かったバストダーツで引き上げる様な形にし無くす事になりました。アイロンのプレス処理でレースを伸ばしたり追い込んだり(縮めるようにして)しながら、デフォーム(変形)し、体に沿う様に仕上げていきます。それをふまえたラインで、糸による印付けをしていきました。


レースとゴールドパーツが魅力的な存在感をもたらし、色合いもご本人に似合ってマッチしていました。デコルテ(胸元のライン)のカッティングは、ドレーピングしながらレースを切りっぱなしで使用する方がモチーフが生きるということで、そうする事にしました。





こうした個人の体型やイメージにあわせ素材を生かしていけるのも、一点ものの仕立てならではでしょう。そして仕上げの仕立てやプレスでそれが完成されたものになっていきます。宝物の様な素敵なドレスになりつつあります。



今日も素敵なクリエーションをありがとうございます。
次回のスクールも西麻布の講習室で15:30からとなります。


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