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9月, 2017の投稿を表示しています

9/24のレッスンの内容 スペシャリストコース 刺繡の世界を味わったレッスン

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9/24のレッスンの内容 スペシャリストコース ス ペシャリストコースの10月クラスでは、スパンコールの刺繡がかなり安定した仕上がりになって来ました。柔らかなチュールへの刺繡は難易度が高く、蜂の巣 の様に分かれた穴をつたわせながら、どのように滑らかなカーブを描くか。という所はとても集中力が入りますが、心と手の技とが一体になる様な感覚も覚える 様になってきているのではないでしょうか? 皆さんの刺繡を見ながら、そんな事も感じて、こんなに変わっていくものなんだなと、しみじみと変化に驚きまし た。そして裏側の縫い代の処理の仕方、仕上げ方をご説明しました。カラーを変えて応用課題として作られている方もいますが、色によって印象が変わりこちら も完成が楽しみです。   1月クラスではビーズ刺繡の最後の作品が完成しました。こちらもチュールへの刺繡で難しかったと思いますが、生地が縮んだり変形する事なくとても美しく仕上がりました。糸始末もしっかりされています。その後はいよいよ応用課題として立体的なパターンを組み立てながら作成されました。その後は パーツを決めて、図面を書き入れていきますが、こうした工程も何だかとてもクリエイティブでした。 4月クラスでは、芸術表現としてミュシャの絵の表現で完成された方もいますので、写真でご紹介します。みんなで「芸術 だ ‥‥ 。」「アートだ‥‥。」とため息が出る様な見応えのあるひと時を味わいました。作り手の刺繡を愛する、楽しむ気持ちが伝わってくるようで、とても幸せな気持ちになりました。 図案の表現の為に様々な刺繡の仕方を工夫されました。糸の限られたカラーバリエーションを混ぜ合わせた事で、素敵な表現が繰り広げられました。何か‥‥懐かしい様な、夢が広がる様な世界観に引き込まれます。    顔の肌部分は2色の糸を同時に刺繡 豊かな彩りの葉っぱ よく見るとチェックの様な表現、絡みあみの様な表現   一本の糸から面へ。絵画へ。アートへ。という挑戦でした 7月クラスでは、自由にデザインする応用課題に入りました。「練習でいろいろ刺繡してみました。」との事で見せて頂いたものに、心奪われました。糸一本から何かが生まれていく事の面白さ。それが一杯に表現されていて、とてもい...

9/24のレッスンの内容 オートクチュールコース  ピン一本から形になっていくドレーピング‥‥

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9/24のレッスンの内容 オートクチュールコース オートクチュールコースでは、先週に引き続き実物大のコルセットのドレスのドレーピングや仕立てに取り組んでいます。 今回も本人が着用し立体上でシルエットを確認し形にしました。 毎回、素材を準備出来なかった方などにフォローして下さる方々、ありがとうございます。お互いの心遣いにも癒されます。生地に触れる手も優しくなるようです。    ピン一本から形になっていくドレーピング‥‥ 「自宅で自分の作業を進めるのでドレーピングに参加したい。」という方がいましたが、作業が大幅に遅れていなければ、そうしていただいてかまいません。ドレーピングは、とにかく数をこなしただけ経験になっていきます。また、少人数制でマンツーマンレッスンをしているのは、それぞれの方の知りたい事、学びたい事におこたえしたいという想いからですので、歓迎します。遠慮せずにどんどん取り組んで頂けたら嬉しいです。 オートクチュールコースは毎回集中し過ぎて写真を取り忘れてしまい、終わった後に後悔しています。本当なら、それぞれの方の作品の仕事がもっと共有出来る方が面白いのですが‥‥ 仕上げとなる、裏側の細部の仕立てに一部取りかかった方もいました。小さな裏側の見えない部分の縫い目ですが、刺繡をする様に、程よく糸を引き、生地をなじませながら柔らかく仕立てていく事を楽しんで頂けたら幸いです。だんだんと形になっていくのが楽しみですね。 今日も素敵なクリエーションをありがとうございます。 次回のスクールも前回と同じ西麻布の講習室で15:30からとなります。 *掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。* Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.

9/18のレッスンの内容 スペシャリストコース 芸術表現としてミュシャの絵を刺繡で再現

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9/18のレッスンの内容 スペシャリストコース  スペシャリストコースの10月クラスでは、スパンコールの課題に取り組んでいます。薄くて柔らかく難しい素材へのスパンコールの細やかな刺繡は、簡単ではありませんが、少しずつ安定した仕上がりになってきています。最後の仕上げの1枚の刺繡は、位置を計算しながらピースをはめ込む様にして仕上げるという技がいりますが、こちらも要領が掴めてきていると思います。何度も繰り返しながら技術を磨いていきましょう。    4月クラスでは、芸術表現としてミュシャの絵の表現に取り組んでいます。何とも言えないワクワクするような質感の表現。物語のストーリーをも思い起させてくれそうな素敵なものになりつつあります。 色の工夫からラインの輪郭や顔のなども面白い質感に 小さな葉っぱもかわいくて愛嬌があります 7月クラスでは、スワンの刺繡を終えました。力強いラインと繊細で細いラインの強弱も付けられ、完成度も高まってきています。 まつ毛のステッチも繊細です 同じデッサンから生まれたスワンでも仕上がりに個性が出てきます その後は、自由にデザインする応用課題に入りました。またまた面白いデザインや素材使いも出てきてこちらも完成が楽しみです。    グレー部分に刺繡が敷き詰まっていって、イニシャルが浮かび上がります     刺繡のひと時と共に、皆さんの人生も生き生きと輝いていきます様に。   次回のスクールも前回と同じ西麻布の講習室で13:00からとなります。     *掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。* Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.

9/9のレッスンの内容 オートクチュールコース コルセットのドレスのドレーピングと仕立て

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9/9のレッスンの内容 オートクチュールコース  オートクチュールコースでは、実物大のコルセットのドレスのドレーピングや仕立てに取り組んでいます。こちらのモナコ王妃のドレスもアトリエで手がけた内部にコルセットの構造を組み入れたドレスです。内部に16本のバレン(ボーン)が構成され、ウェスト回りが全体的に無理なくシェイプされます。 2011年モナコ王妃ご成婚時のカクテルドレス コルセットを着用した人体に直接ドレーピングして形にしていきます。 トワルではなく実際の生地で直にドレーピング そしてパットの作成。こちらも綿を形づくって行く所から。既成のパットでは補えない、個人の体型に合わせたバストやヒップにも応用出来るパットの作成。大きさだけでなく、体型を引き立てるフォームやシルエットも手と縫いとめていく糸の引き加減で自由に形にしていく事が出来ます。      洋服は素材によってかなり変わってきますが、仕立て方によっても見違える程変わります。丹念に手を加え、柔らかな素材を生かす様に、優しく、時には折目正しく、細部まで愛情を注ぐと、視界に入った時のインプレッションを劇的に変えます。見えない舞台裏の仕事が、何とも言えないオーラになって現れるのかもしれません。その為の印付け、しつけ縫い、本縫い、アイロンによるプレスといった工程で心がけていく事項やテクニックを押さえていきました。 皆さんそれぞれのデザイン・シルエット・素材が形になりつつあり、とても楽しみです。 今日も素敵なクリエーションをありがとうございます。 次回のスクールも前回と同じ西麻布の講習室で15:30からとなります。   *掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。* Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.

9/9のレッスンの内容  スペシャリストコース リュネビル法の刺繡の応用

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9/9のレッスンの内容  スペシャリストコース スペシャリストコースの10月クラスでは、リュネビル法(伝統的なフランスの刺繡技法)のビーズの課題を終えた方から リュネビル法の スパンコールの課題に進みました。 ビーズの刺繡は手も慣れてきて安定した美しい仕上がりに。更に手に力が入りすぎず、程よいゆとりを加減出来る様になってきました。 ドレスのモチーフのビーズ刺繡 スパンコールの刺繍も、既にラインが滑らかに整って来ている方もいます。こちらも何度もこなしていく中でての動きも感覚も洗練されていくでしょう。  1月クラスでは、半期が終了となり2度目の リュネビル法の 技術試験を行い、合格されました。本当におめでとうございます! 1回目からクオリティも更に磨きがかかりとても美しい仕上がりでした。その後は次回の応用課題の作品制作についてプランを練っていきました。  4月クラスでは、芸術表現としてミュシャの絵の表現に取り組んでいます。こちらは何色もの色の配合を繰り返し、 リュネビル法の 刺繡の細やかで豊かな表現が独特の魅力になっています。少し秋っぽいトーンの配色で。こちらも完成が楽しみです。    絵画の芸術表現の刺繡の課題:↑ミュシャ 7月クラスでは、リュネビル法のステッチでスワンの課題に取り組んでいます。着々と形になってきて細部の細やかな表現技法も学びました。また自宅で練習として刺繡されたコカコーラのロゴ!とても素敵でした。 更にイニシャルをモチーフにした課題のデッサンを完成された方も。アイデアもデザインもご自身でイメージしたオリジナルデッサンですが、こちらも愛らしくて完成が楽しみです。  刺繡のひと時と共に、皆さんの毎日がますます輝いていきます様に。 次回のスクールも前回と同じ西麻布の講習室で13:00からとなります。 *掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。*  Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.   ...