4/13のレッスンの内容 デザイナーコースでは、セルフブランディグのワークからプレゼンテーションに取り組みました。 様々な確度から何度も 何度も突き詰めてこられた事で、自分のコアになるコンセプトがしっかりと固まり、プレゼンテーション自体のインパクトも出てきています。企画書の書面にもその想いや決意が織り込まれている様な一貫したコンセプトが貫かれたものになってきました。 また、コンセプトに関してとても興味深い質問もいただき、それについて考えたり、それぞれの意見交換の機会も持てました。 シャネル、ディオール、ポール・ポワレらとともに20世紀のフランス・ファッション業界をリードし「モードの帝王」と称されたイヴ・サンローランは 「着こなしは生き方だ。」という言葉を残しています。彼らが届けてきたものは服やデザインだけでなく、思想や哲学であったとも言われています。こうした ブランディングのエッセンスを今回の課題で少しでもつかみ取っていただけたらと思います。 パリのイヴ・サンローラン・ミュージアムより プレ ゼンテーションが苦手だと言われる方もいらっしゃいましたが、周囲の反応はご本人が思う程ではなく、説明に誠実さや安心感も感じられます。初めてプレゼン テーションをされた時は、声も小さめで、ご本人の緊張感がすごく伝わってきてました。しかし今では、回を重ねられ緊張感以上に内容が伝わり引き込まれるも のになっています。自分に対して厳しい目線は理想が高いという事でもありますし、そのまま一歩一歩進んで頂きたいと思います。 スペシャリストコースでは、それぞれの課題に取り組みました。一月末からスタートされたばかりの方々は、基本のステッチの応用課題が終了しました。自分でデザインしたイニシャルの刺繡をするというものでした。初めての 応用課題でしたが、色や形の細部にまで個性が表れていて、手仕事ならではのあったかい感じがします。 今回の目的はまず 針の扱いに慣れる事なので、思うように出来なかったという方も心配せず、毎日少しでも針を持つ事を心がけて次の課題に進んで下さい。次回はステッチのラインを美しく表現する事を学んでいきます。 レッスンの最後には刺繡やオートクチュールの技術の動画の紹介をして頂きました。初回でしたが、素敵...