4/14のレッスンの内容 スペシャリストコース

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スペシャリストコース4月クラスでは最終試験の模擬試験をしました。1時間以内に4つのスパンコール刺しゅうのモチーフを仕上げます。初めての模擬試験でしたが、かなりのスピードで仕上げられた方、美しい完成度で仕上げられた方もいました。トータルでの合格ラインまではもう一歩なので、この調子で数をこなして手を慣れさせていきましょう。応用課題も着々と進んでいます。


一つ一つ愛らしい花や葉の刺繍

最小サイズのスパンコールによる花びら


1月クラスではイニシャルの課題が終了しました。細部まで一所懸命に表現された想いが伝わって来るような作品になりました。よく見るとブルーの色の2色使いやブルーとシルバーの重ねなど、細部までこだわりが感じられます。色のコントラストやパーツ使いにも勢いが感じられ、ワクワクするような愛らしいさに溢れています。



そして今回は、絵画表現の課題に入りました。この課題では、刺しゅうのステッチのライン(線)を用いながら、面を描いていきます。一本一本のステッチが重なり合うことで生まれる独特の色の配合やステッチの流れによる面の構成。そして糸の重なる厚みによって生まれる立体構成。この2つを生かした絵画表現となります。今回はまず練習として葉を描いてみました。濃い色から刺しゅうをし、全体的なカラーを色を混ぜながら深みが出るように表現します。そして最後に明るい色でハイライトを入れていきます。小さいながらもあざやか葉が刺繍されてきました。



糸のステッチやスパンコール・ビーズ刺しゅう、どれも慣れてきたら、糸調子を加減し無駄な力を抜いていくことがひとつのコツになります。程よい糸調子で刺しゅうを生地の中に溶け込ませていくことで自然な柔らかさが生まれます。



今日も素敵なクリエーションをありがとうございます。
次回のスクールもこちらで行います。



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