2/3のレッスンの内容 スペシャリストコース

2/3のレッスンの内容 スペシャリストコース 

スペシャリストコースの4月クラスでは応用課題を進めました。スパンコール刺しゅうの花びらを重ね合わせた立体的な刺しゅうや、フラワーリースの刺繍に取り組まれました。花びらのスパンコール刺繍の図面は、スパンコールの間隔や向きを考慮しながら、ラインや位置を決めて書き込んで行きます。1ピースごとにナンバーを入れて立体になった時の配置も確認できるようにして進め、刺繍の準備をされました。今回は、小さなスパンコールに挑戦されますが、つぶらな愛らしい花になっていくのではと思います。フラワーリースは図案も素敵ですが、色も柔らかく鮮やかなものになりそうです。



7月クラスでは、ドレスのビーズ刺繍を進めていきました。糸調子を加減し柔らかく刺していくことにも慣れて来られて、程よい均一なバランスになってきました。本日試験を受けられた方もいらっしゃいましたが、かなり早いスピードで完成されました。かなり練習を重ねて来られたのではないかと思いますが、お疲れ様でした。

そして1月からの新クラスでは、基本のステッチの練習をしていきました。初めての時は、誰もが緊張を覚え体に力が入り、慣れるまで針の引っかかりや糸の滑りにもどかしさも感じるかもしれませんが、必ず軽々と糸を引き上げていけるようになりますので、心配せず練習を重ねていってください。時々長時間練習するよりも、少しづつでも毎日続けていくのが良いでしょう。既に経験されていた方は次々とスムーズに進めていらっしゃいましたが、これからさらに美しく安定した技術として身についていくでしょう。

刺繍は技術だけでなく、そこに心が投影されていきますので、何を描きたいのかという想いやイメージとての技術が一体になってくると生き生きしたものになっていきます。また日々の中で柔らかく美しいマインドを少しで多く育んでいけると刺繍も変わっていくでしょう。



皆さんの毎日が刺繍を通じてあたたかく豊かなものになることを願っています。




*掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。*

Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.











このブログの人気の投稿

5/20 Lesson オートクチュールコース 「地直し」をした生地を使用し、手縫いの基礎練習

スクールのコラム10  パリのオートクチュールのメゾンとLegeron(レジュロン)