11/11のレッスンの内容 オートクチュールコース

11/11のレッスンの内容 オートクチュールコース


オートクチュールコースでは、先週に引き続き実物大のコルセットのドレスの仕立てを進め、仕上げの手縫いについての説明をしていきました。仕立ては仕上げによってかなり雰囲気が変わってきます。一つ一つの仕上げの手仕事は柔らかく糸を引き、ふっくらと仕上げていきます。小さな部分でも全体のインプレッションを物語る雰囲気が出てきます。 




例えば、こちらは一つ一つの葉っぱを全て手仕事で 柔らかく縫い、糸を引き、ふっくらと仕上げていきます。葉の中心にぐし縫い(細かい並縫い)を入れてアイロンの処理を丁寧にしながら形にしています。空気 を入れる様にモチーフを立体的的に重ね合わせて、しなやかな透明感を出しています。 

 


編み上げの両側の見頃の生地は、リボンの下の四角い土台布と手仕事でしっかり縫い合わせていきます。この縫い付けがしっかりしていると下のデザインの様にギャザーが入っている場合でもスッキリと仕上がり、バックスタイルも美しく凛とした雰囲気になっていきます。編み上げの下の土台布は、あまり見えない部分になりますが、この手縫いで全体の仕立ての際の手仕事を練習するつもりで丁寧に取り組んでいくと良いでしょう。


 



丁度後ろのパーツに取り組まれている方が多いので、そのつもりで進めて頂けたらと思います。 
 


また、袖のパーツに進まれた方もいらっしゃいます。レースをアイロンでデフォーム(形を変形させる)させながら奇麗なカーブに仕上げられました。少し修正もされ、型通りの美しいカーブのラインが出てきました。ゴールドが生きた素敵なドレスの形になってきています。




今日も素敵なクリエーションをありがとうございます。
次回のスクールも西麻布の講習室で15:30からとなります。











*掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。*

Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.










このブログの人気の投稿

5/20 Lesson オートクチュールコース 「地直し」をした生地を使用し、手縫いの基礎練習

スクールのコラム10  パリのオートクチュールのメゾンとLegeron(レジュロン)

1/12日レッスンの内容