7/8, 16 Lesson オートクチュールコース  細やかな仕立て技術を駆使したドレス


7/8, 16のレッスンの内容 オートクチュールコース

オートクチュールコースでは前回に続き、手縫いの応用として”リカちゃん”や” バービー”のドレスをの仕立てをしました。作成したパターン(型紙)も裁断したパーツも実物の約10分の1のサイズで細やかな技能が求められましたが、ぐし縫いや、星止め、千鳥がけなど手縫いの技がかなり磨かれました。完成した方のものをご紹介します。


ロングトレーンが美しいやわらかなシルクのドレス

裏打ち (表布のうらに別布を張り、二枚の布を一枚として仕立てる方法)によりシルエットも優美に

いろいろ試行錯誤され、最終的にシンプルにデザインポイントを絞り込まれました
ロングベールも優雅
縫い代は全て千鳥がけで始末されています。



  
 
 

3センチ程の上半身 レース端を生かしたビスチェトップ
総レースのプリンセスラインのドレス
バックにリボンのトレーン
スカラップをロングとレーンの裾に使う為に
ウェストが大量のギャザーになりましたが、見事に縫い上げられました




こちらも総レースのドレスでレース端を生かして

バックのデザインもアクセントに


レースの柄も生かされた仕上がりに

コサージュも愛らしさを引き立ててます


シンプルなトップもさりげなくレースが重ねられしっかりと仕立てられています。

 
今回も素敵なクリエーションを見せて下さってありがとうございます。
まだまだ完成が楽しみなドレスもあります。またご紹介します。

本課題が終了した方は、次回からいよいよ実物のドレスの仕立てに入ります。ムラージュ(立体裁断)を中心とし、フランス王宮から生まれたとされるオートクチュールのドレス制作となります。個人の体型を引き立てるディティールやシルエットを見出していく、一点もののドレスです。オートクチュールのブランドのドレスは、数百万〜数千万とされますが、この機会に自分にとっても特別な1着を手がけてみて頂けましたら幸いです。
それぞれに作ってみたいデザインや使用したい素材を考えてイメージをしてみて下さい。ご相談にものりますので、お声がけ頂ければと思います。

次回のスクールも前回と同じ西麻布の講習室で15:30からとなります。






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