7/22のレッスンの内容 スペシャリストコース

スペシャリストコースの10月クラスでは、応用課題に進みました。各自で描いたデザイン画をもとにビーズ刺繡をしていきます。

ビー ズの大きさや色、形、質感、刺繡図案、敷き詰まった感じなどのわずかなバランスによって可愛らしさやクール・エレガントなどの洗練された印象を持たせる事 が出来ます。既に出来上がった製品に刺繡を添えたい場合は、別布に刺繡をする方法と、洋服に直に刺繡をする方法がありそのやり方についてご説明していきま した。この種類は制作したいものによって使い分けていきます。
ブローチの様なアクセサリーを作られる方や、バックなどの小物を考えたり、ドレスに付ける物をイメージされたりと、それぞれの方のイメージする物が形になっていくのが楽しみです。





1月クラスでは、ビーズやスパンコールの刺繡に入りました。スパンコールはフランス語ではパイエット(paillette)と呼ばれ、ドレス・バッグなどに縫いつける装飾用のごく小さな金属片やプラスチック片です。スパンコールは、ポリエステルやポリ塩化ビニルのフィルムに染料や顔料で着色したり、金属などを加熱・蒸発させ、その蒸気をプラスチックなどの表面に薄い膜として付着させたりなどして作られ、光を受けると、材質によってさまざまな色・艶に輝きます。スパンコールやビーズも、同じデザインでも刺す人によって表現される微妙なニュアンスが違ってきます。わずかな糸の引き具合も0・数ミリの間隔や、作り手の想いまで敏感に感じ取って形になっていく刺繡。まるで生き物の様に、生き生きとした表情を見せてくれる。そんな所もステッチの刺繡と同じように刺繡の面白さですね。




4月クラスでは、イニシャルのオリジナル刺繡の課題を進めました。皆さんのステッチが仕上がりのクオリティが回を重ねるごとに上がってきています。また、サテンステッチは少し糸調子を緩め膨らみをもたせながらも安定した美しいステッチが描けるようになってきた方もいます。日々の繰り返しが実になっていっている事を感じさせていただきました。何度もお伝えしている事ですが、リュネビル法の針さばきは、自転車に乗れるようになる時の感覚と似ていて、手が慣れれば慣れる程、自由自在にどんどん刺していく事が出来ます。あと2ヶ月、スピードも上がっていくでしょう。



刺繡のひと時と共に、皆さんがますます魅力的で素敵なオーラを纏って輝いていきます様に。






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