5/27 Lesson スペシャリストコース 職業訓練期間に入ったクラスはドレスの刺繡の本番へ


5/27 のレッスンの内容 スペシャリストコース

10 月クラスでは、現在作成中のドレスの刺繡の本番に取りかかりました。極小スパンコールを使用し、ドレスの表地に刺繡をしていきました。極小スパンコール は、小さくて指先の間隔を掴むのが難しいですが、どの方もステッチが安定し一目事に1つづつの確実なビーズ刺繡が出来る様になってきました。


 
ドレスの刺繡の刺繡図案


玉止めはラインの端から6・7ミリ控えた位置にしてステッチだけで進み、端に小さな一目を入れてからビーズの刺繡といった具合に返しステッチを入れます。ラインの最後も、小さな一目を入れてから6・7ミリ折り返して返しステッチをしてから玉止めをします。

再度以下の内容を確認して進めて頂きました。

● 刺繡の柄の向きと生地の地の目の向きの確認
● 刺繡はじめと終わりの返しステッチ(6・7ミリ)
● 交差するポイントの美しい仕上げ方。(どちらが先に刺繡したラインか分らないような均整のとれた配置が理想)
● 程よい糸調子



4月クラスでは、引き続き基本のステッチの練習をしました。前回の直線のラインは、真っ直ぐで均整が取れた美しいものに仕上がって来ていました。またご自宅で練習された雫のステッチの細やかさには、思わず触れたくなりました。指紋の様な感じもして可愛いです。 
ステッチの練習をされた方の刺繡


基礎課題では星マークやカーブ練習をし、新たに以下の様な内容をご説明しました。

●角のステッチの美しい仕上げ方(糸調子やステッチ位置)
●カーブのステッチの進め方と注意点(カーブしていく時の針の回す方向)
● 糸調子について

 




課題以外に個人的な練習や応用課題、贈りものの制作に自ら取り組まれる方が増えて来ています。可能な限りご相談にお答えしています。皆さんの技術がレベルアップし、またより良い創作活動が生まれていく事を嬉しく思い応援しています。


 



この世界にまたひとつ‥‥私たちの記憶の中にもひとつ‥‥素敵なものが増えていく、そんな奇跡に感謝いたします。



今週も刺繡のひと時と共に、皆さんの毎日が輝きますように。

進捗状況を見てほしいという方や質問などある方はいつでもお声がけ下さい。 



次回のスクールも前回と同じ西麻布の講習室で13:00からとなります。





*掲載されている作品・画像・文章などの無断転載・複製・デザインの利用は固くお断りします。* 

Copyright 2017株式会社エルスタイル,All Rights Reserved.






このブログの人気の投稿

5/20 Lesson オートクチュールコース 「地直し」をした生地を使用し、手縫いの基礎練習

スクールのコラム10  パリのオートクチュールのメゾンとLegeron(レジュロン)