4/8 Lesson リュネビル法のオートクチュール刺繡の試験に向け イニシャルのビーズ刺繍の練習

4/8のスクールの内容 

10月スタートクラスでは、クリムトの課題が終了した方はビーズ・スパンコールの課題を進めました。
クリムトの課題では背景の部分を担当されていた方が完成されました。2本、3本の違う色の糸のミックスで刺繍されていて、奥行きや立体感も感じられます。刺繡独特の雰囲気と共に、クリムトの絵の豊かな表現が形になった
仕上がりになりましたね。


クリムトの課題:背景の部分
 


今回は試験に向けてイニシャルのビーズ刺繍に取り組みました。丸ビーズでイニシャルのラインをたどっていきます。 カーブのかかった所はステッチを細かく、緩やかなラインは少しビーズの間隔が空くくらいで刺していきます。





ビーズ刺繍に入ったばかりの方もいらっしゃいましたが、思い切ってチャレンジして下さいました。 30分程度出来る所まで進めて頂いた所で今日は終了しました。裏をかえして表面に仕上がった刺繍を見て、ビーズが上手く並んでいなくて、びっくりした方もいたかもしれませんが、最初は急ぐとそういう事はよくあります。私もはじめは、一つのステッチに2個もビーズがぶら下がったり、刺繍したつもりの場所にビーズがなかったりというあり様でした。
しかしステッチ刺繍の時と同じように、ビーズを触り慣れて指先で送れるようになると、楽に進められるようになりますので安心して下さい。急いでも、必ず手がついてくるようになります。これも自転車と同じで、補助輪なしでも乗れる感覚を掴んで、毎日乗っていれば、かなりスピードを出しても、立ち漕ぎしても倒れる事や不安すらなくなります。刺繍も同じなので、慣れてくると颯爽と刺していける気持ち良さも味わうようになるでしょう。





1月スタートクラスでは、イニシャルのデザイン課題を進めました。

リュネビルサテン(サテンステッチのリュネビル版)のキレイに刺すのコツをさらにご説明しました。
⚫︎リュネビルサテンの細く仕上げるコツ
⚫︎輪郭をキレイに整えるポイント
仕上がってきたリュネビルサテンの存在感によって強弱が出てきました。シャネルツイードなどの生地やリボンも、一段と刺繍を華やかにしてくれそうですね。


今日は、私もビーズを散らしてしまいましたが、拾い集めて下さりありがとうございました。さりげない手を温かく嬉しく思いました。

今週も刺繡のひと時と共に、皆さんの毎日が輝きますように。

進捗状況を見てほしいという方や質問などある方はいつでもお声がけ下さい。
次回のスクールも前回と同じ西麻布の講習室で13:30からとなります。





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